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トルコ

2007.01.29  【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】

世界三大料理 王様の力が伝統を築く

メルハバ!(トルコ語でこんにちは)

コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。

世界三大料理というとまず、フランス料理、中国料理を思い浮かべますね。フランス料理はソースが基本ですが、ヌーベルキュイジーヌと呼ばれる素材の持ち味を生かした料理も工夫されています。一方の中国料理は、四本足なら机以外は全て食べるというたとえ話が示すように、豊富な食材に特色があります。

では、三大料理のもうひとつは?         

 

実はトルコ料理なのです。フランス料理や中国料理ほどポピュラーではないので意外に思われるかもしれません。トルコ料理が三大料理の一角に食い込んでいる のはなぜなのか、その理由を説明しましょう。トルコ料理は600年前に生まれたオスマン帝国の宮廷料理として発達しました。オスマントルコが最盛期を迎え た16世紀、その領土はアジア、アフリカ、ヨーロッパにまたがっていたことは歴史で学びますね。世界でも権勢並びなき力を持ったオスマントルコのスルタン (君主)は住まいのトプカプ宮殿に約1300人の料理人を抱えていました。腕っこきの料理人がヨーロッパ、アフリカ、アジアからも集まり、トルコの宮廷料理を洗練されたものに仕上げていったのです。
もうひとつ見逃せないのは、アジアとヨーロッパを結ぶ交易路にあるトルコの地理上の好条件です。オスマントルコの首都だったイスタンブールには、東西の様々な食材を商人がもたらしました。そうした食材の豊かさもトルコ料理の発展に寄与しました。
フランス料理、中国料理を花咲かせたのが宮廷文化であったようにトルコでもスルタンの力が料理の伝統を築いたのです。