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トルコ
2007.03.09 【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】
戦士の鍛錬として発達、全国大会覇者は英雄に
【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】
メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。
トルコ相撲は、オイルレスリングとも言います。2人の選手が身体中にオリーブオイルを塗り、対戦することから名付けられました。
身に付けるのは牛革製のズボンだけ。回しに相当します。上半身は裸です。サッカー場のような草地のスタジアムで対戦します。試合は40分。勝負がつかなければ15分の延長があります。
大相撲の決まり手は多彩ですが、
トルコ相撲は単純です。相手の両肩を地面につけるか、持ち上げて3歩歩くか、あるいは相手がギブアップするかで勝敗が決します。
おもしろいのは、ズボンが脱げたり、敗れたりしたら負けになることです。大相撲でも回しが解けると、負けですね。それと同じルールです。
日本の相撲は元は神事だったようですね。一方、トルコ相撲はマーシャルアーツつまり戦士の鍛錬として発達しました。レスリングは紀元前3500年のエジプトにさかのぼるとされていますが、オイルレスリングが始まったのは14世紀オスマントルコの時代です。強い戦士を作るために奨励されたのです。
さて、毎年6月、西部のエデルネの街にトルコ全土から500人を超す強豪が集まり、全国大会が開かれます。草地の上で何組もが同時に試合をしてチャンピオンを目指すのです。その模様は全国にテレビ放送され、チャンピオンに輝くと一躍英雄になります。
相撲の仕切りのようにトルコ相撲にも試合に先立ち儀式があります。選手たちは元気付ける言葉をはいて自ら鼓舞するとともに互いの幸運を祈るのです。ちぎった草を顔にこすりつけ神の祝福を祈る動作もします。
相撲の伝統はトルコをオリンピックのレスリング競技の強国に押し上げました。昨年のアテネでもメダルを獲得しました。
