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トルコ

2007.03.16  【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】

色が表す東西南北、トルコも同じ

メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。

トルコの北に黒海があります。グルジア、ロシア、ウクライナ、ルーマニア、ブルガリアの5カ国にも接し、ダーダネルス海峡を経てエーゲ海に通じる広大な海です。昨年の1月場所で新入幕を果たしたグルジア出身の黒海関(追手風部屋)は、もちろん母国の海をしこ名にしています。
さて、今日の話題は

黒海と大相撲の関係です。それは、はからずもトルコと日本の深いつながりを示すことにもなります。
大相撲を観戦された方は土俵の真上に赤房、青房、白房、黒房の4色の房が垂れ下がっていることに気づかれるでしょう。4色は赤=南、青=東、白=西、黒=北を表しています。相撲は神道の儀式にのっとっています。東西南北を色で示すのは神道からきているのです。
ここで黒海を思い浮かべてください。黒海はトルコの北に接しています。つまり北の海を意味しているのです。赤の海は南に位置している紅海、白の海は西の地中海です。東には海がありません。
トルコはアジアからヨーロッパを版図に収める大国でした。栄華を誇ったトルコと日本が1万キロの空間を隔てて、交流を深めていた証拠は、色で方角を表すことにもよく示されていると思います。
さらにはこれら4色は、それぞれに動物も表しています。青は竜、赤は鳥、白はトラ、黒はヘビです。各色はまた、季節や神も象徴しています。
黒海関はヨーロッパ系では初の幕内力士です。ぜひがんばってもらいたいと思っています。