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チュニジア

2007.04.12  観光資源に恵まれた快適な地中海リゾート

コロセウム(エル・ジェム)
広大な大地にぽつりと建つ巨大な建造物。エル・ジェム唯一の、そして最大の見どころ、コロセウム(円形闘技場)では、ローマ時代に剣士の戦い、奴隷や罪人と猛獣との戦いなど、残忍な闘技が頻繁に行なわれていた。
今はすっかり砂漠化が進んだエル・ジェムでは、このそぴえ建つコロセウムだけが
目を引く建遺物であり、周りに何もない分、なおさらその巨大さが強調されている。

このコロセウムは230年、ローマ帝国のゴルディアン皇帝により建設された。チュニジアに25ほどあるコロセウムのうちもっとも保存状態がよく、本家であるローマにあるものよりもよいとされている。サイズは縦149m、横124m、高さは36m、アリーナの直径は65m。現在でも約30、000人を収容することができ、毎年夏に、民族舞踊や歌、劇などが偏されるフェスティバルが行なわれる。
7世紀末に中東からチュニジアまで攻め込んできたイスラム・アラプ軍と先住民ペルペル人との最後の決戦は、ここエル・ジェムを舞台に交わされた。ペルペル軍を率いていた女王カヒナは、追い詰められるとコロセウムに立てこもり、701年、この中で炎に身を投じて命を絶ったという。1、500年以上のエル・ジェムの歴史を見守り続けてきたこのコロセウムは、1979年、世界遺産に登録された。