2007.04.23 壮大な大自然とそこに住む人々の透き通った瞳
クマリの館(カトマンドゥ)
ダルバール広場の南側に、小さい窓わくの木彫が見事な建物がある。クマリの館だ。ここに、女神クマリの化身として崇拝される少女が住む。クマリは、家柄正しい幼女たちのなかから選び出され、初潮をみると交代する。その選考にあたっては、知能や学力ではなく、聖性があるかどうかが基準になる。
9月のインドラ・ジャトラの祭りでは主役を務め、国王をもひざまずかせるクマリだが、成長してからは不幸な運命をたどること力侈いという。元クマリを題材にした『神の乙女クマリ』という小説が日本語にも翻訳されている。