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バングラデシュ

2007.04.23  大河の三角州に広がる豊かな大地

カーソン・ホール

現在ダッカ大学の科学部の学舎として使われているが、もともとはタウンホールとしてインド総督カーソンによって建てられた。1904年完成。カーソンは1905年のベンガル分割令など、強硬な政策を執ったことで悪名高いが、小さい頃から東洋に憧れ、インド総督就任も本人たっての望みだったという。ベンガル分割令は、植民地支配の反発がイギリスに向かわないよう、宗教間の対立意識を煽り、ヒンドゥー教徒の多い西ベンガルと、イスラム教徒の多い東ベンガルに分割したもの。実際に、これが1947年のインド分離独立のきっかけになったと言われる。


しかし、この分割令は逆に反英感情を煽る結果となり、イギリスにとって失敗の政策だった。分割令には当時権力を握っていたヒンドゥー・ベンガル排斥とい。う裏の目的があったといわれ、イスラム・ベンガルは分割令後、むしろ優遇されている。
この建物は、ムガールとヨーロッパの建築スタイルを取り入れて造られている。レンガ造りの左右対称のデザイン。ベランダで建物全体を覆い、部屋の内部に直射日光が入らないようになっている。