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トルコ
2007.04.27 【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】
古代世界でトルコ指す「アッスーワ」
メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。
日本はアジアの東の端に位置していますね。トルコは逆に西の端、一部はヨーロッパにまたがっています。広大なアジアには、多くの国があり、多くの民族が住んでいて固有の歴史があります。では、アジアという言葉はどのように誕生したのか、つまりアジアの起源をたどってみます。
紀元前18世紀ごろに勃興(ぼっこう)したアッシリアのことは歴史で学びますね。チグリス川上流の地に栄えたアッシリアは、古代オリエント世界最初の帝国とされています。アッシリアは前612年の滅ぶのですが、その1000年以上前に帝国の東部地域をASSUWA(アッスーワ)と呼ぶようになりました。
アッシリア語でアッスーワとは、
太陽が生まれる国の意味です。地図を頭に描いてくれるとわかるようにアッスーワは、現在のトルコを指していました。そのアッスーワがアジアの起源になったのです。つまり古代世界ではアジアとはトルコのことだったのです。
この言い方はギリシャ、ローマにも伝わり、そのまま使われます。ローマの英雄シーザーが凶刃に倒れて以後、ローマ帝国の東半分は、アントニウスが支配します。その頃トルコの大半を含む支配地は、エフェソスを首都にアジア・プロビンス(アジア地方)と呼ばれていました。
ところでトルコの古代名のアナトリアも太陽の生まれる国の意味で、アジアと全く同じです。ここでもトルコ=アジアだったことがわかると思います。このことについては2002年に中国海南島で開催されたボアフォーラムで、中韓首脳がスピーチで触れています。
さて、アジアの起源となったトルコですが、現在欧州連合(EU)加盟の交渉中です。加盟が実現するかどうかは今後の交渉の行方にかかっています。もし加盟すれば、アジアの起源となった国が欧州連合に入るという意味でもアジアとヨーロッパの融合の一歩になると思います。
