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トルコ

2007.06.08  【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】

陶器の図柄など生活に根付く

メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。

多彩な色合いで咲き誇るチューリップ。その原産地はオランダと思われている方が多いと思いますが、実はチューリップはトルコの花なのです。
チューリップの語源はトルコの女性が愛用する



「トゥルベント」に由来します。トゥルベントは、柔らかな布を意味し、そこからスカーフを指すようになりました。チューリップの花びらの柔らかな感触がトゥルベントを連想させたのでしょう。ラテン語でツゥーリッパと呼ばれるようになり、それがチューリップに変化したのです。
オスマントルコが全盛を誇った18世紀、イスタンブールの人々は自分の庭で競ってチューリップを栽培しました。チューリップは2000種もあるとされ、それこそ妍(けん)を競うように咲き誇っていました。
チューリップがヨーロッパに伝わるのは16世紀。オーストリアの外交官が球根を持ち帰ったのがきっかけです。チューリップがヨーロッパでもてはやされた頃は、球根が投機の対象になりばく大な値がついたことは歴史で学びますね。
さてイスタンブールの有名なブルーモスクの青いタイルには、チューリップの模様が描かれています。そのほか、皿や水差しなどトルコの陶器は、チューリップの図柄がポピュラーです。トルコ人の生活に深く根付いていたチューリップですが、現在はあまり栽培されていません。しかし、世界で野生のチューリップがあるのは今もトルコだけです。