旅は人生なり
魅力ある国の旅情報
トルコ
2007.06.29 【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】
遊牧民が“発明”幅広い用途
メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。
日本では商品名にもなっているブルガリアヨーグルト。だからヨーグルトはブルガリアが原産国と思っている方も多いのでは。
実はヨーグルトはトルコ人が生み出したのです。
トルコ人はもともと中央アジアに住む遊牧民でした。遊牧民の日常生活に欠かせないのはミルクです。そのミルクを長持ちさせる知恵として8世紀ごろ現在のアゼルバイジャン共和国でヨーグルトは生まれました。
遊牧民が飼っていたのは牛ではなくヒツジ。それでヨーグルトはもともとヒツジの乳でつくられたのですね。トルコでは現在もヒツジの乳でつくったヨーグルトをもっともよく食べます。
ヨーグルトは健康・長寿の食品ですが、日本ではデザートですね。ところがトルコではもっと用途が広くて、塩を入れて薄めて飲み物にしたり、肉料理のソースにしたり、ヨーグルトスープにしたりといろんな食べ方をします。ヨーグルトの中にキュウリを入れた珍種のピクルスや、ヨーグルトケーキもあります。トルコ料理店に行く機会がありましたら、ぜひ試してみてください。
さて、ヨーグルトがヨーロッパに最初に伝わったのは16世紀とされています。イスタンブールの医者がフランス王フランソワ一世の胃腸病の治療薬として持っていったといわれています。しかし作り方は門外不出。ヨーロッパにヨーグルトが本格的に伝わるのは19世紀になってからでした。
