旅は人生なり
魅力ある国の旅情報
トルコ
2007.08.10 【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】
アレクサンドリアでの最後
メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。
前回に続きクレオパトラとトルコのかかわりを紹介します
アントニウスとトルコで結婚したクレオパトラはアテネまで新婚旅行に出かけます。その途中、地中海沿いのトルコ各地に立ち寄ります。そうした各地は
リゾートになっていて、クレオパトラの名を冠したビーチがいくつも残っています。
トルコのリゾートは、日本ではあまりなじみがないかもしれません。しかし、ヨーロッパの人々にはよく知られていて、温暖な気候を求めて長期滞在客が訪れます。
さて、クレオパトラにぞっこんのアントニウスは、ローマ帝国の一部であったトルコ南部をプレゼントします。前33年、アントニウスとクレオパトラはトルコのエフェソスで冬を過ごし、年が明けるとアントニウスは妻オクタビアと正式に離婚します。こうした振る舞いはローマ人の怒りをかきたてます。
一方の雄オクタビアヌスはアントニウスを追い落とすチャンスと捕らえ、大群を率いてアントニウス・クレオパトラ連合軍に戦いを挑みます。前31年のギリシャ・アクティウムの海戦です。この戦いでアントニウス・クレオパトラ軍は大敗を喫します。
アレクサンドリアに逃げ帰ったクレオパトラは「私は死んだと伝えて」といい神殿に隠れます。その言を真に受けたアントニウスは毒をあおって自殺。クレオパトラも毒蛇に身をかませて後を追う。有名な話ですね。
ところがあまり知られていないことなん所ですが、トルコのペルガモンはアレクサンドリアと並ぶ古代世界の学術都市でした。その図書館は20万冊の羊皮紙の図書を蔵していたといわれていますが、クレオパトラの求めでアレクサンドリアに送られます。ところがアレクサンドリア到着後、火災で焼失してしまうのですね。今残っていれば貴重な学術資料になっていたのに残念なことです。
