旅は人生なり
魅力ある国の旅情報
トルコ
2007.10.05 【文明の十字路・エキゾティックな国トルコ】
イスラム国ながら古く深いつながり
メルハバ!(トルコ語でこんにちは)
コックス・アンド・キングス・ジャパンでトルコの営業・手配を担当しているジェムです。
主要な港が15万人のユダヤ人を出国させるために使われていたからでした。当時のスペイン王はユダヤ人に「キリスト教に改宗するか、さもなければ出て行け」と命じたのです。そのユダヤ人を受け入れたのがオスマントルコ帝国のバヤジット2世皇帝でした。トルコ海軍の軍艦をスペインに送り、ユダヤ人の輸送に当たらせました。それ以前にもハンガリーやフランス、ギリシャなどから追放されたユダヤ人を受け入れた実績がありました。オスマントルコは信教の自由を保障し、シナゴーグや学校の建設、商業活動を認めました。商業・貿易をユダヤ人に任せた方が国にとって役立つと考えたのです。 こうしたユダヤ人の移住者は主にイスタンブールに住み着きます。20世紀初頭、イスタンブールには約30万人のユダヤ人が独自の宗教と文化を維持しながら暮らしていました。第2次世界大戦後の1948年、ユダヤ人国家イスラエルが建国されます。過去の深いつながりからイスラエルを初めて承認したのはトルコでした。イスラムの国でありながらトルコは独自の対イスラエル政策を取り、テルアビブとの間にも航空路も開いています。イスラエルからの観光客は年間約30万人。トルコの国会議員にはユダヤ系トルコ人も当選しています。
