魅力ある国の旅情報

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2010.08.02  豪華列車 マハラジャ・エクスプレスに乗ってきました。

 壮大なるインドの歴史と文化に出会える旅、それがマハラジャ・エクスプレスでした。
それは、世界各国の方々とと出逢えた社交界でもありました。
華麗なる1週間は、こんな風に始まりました。

<1日目> ひらひら。ぱらぱら。。
花びらが舞いました。マハラジャエクスプレスからの歓迎です。美しい民族衣装を着たインドの方が私たちを迎えて下さいました。聴こえてくるインド伝統音楽の生演奏は、
この旅が時空を超えたものになることを予感させました。プラットホームに向かいますと、上品なスーツを着たギャルソンに笑顔で迎えられました。そして、ウェルカム
ドリンクで私たちの旅のはじまりを祝福して下さいました。前を見ますと、ホームにはレッドカーペットが敷かれていました!そしてそこには、マハラジャ・エクスプレスの名にふさわしい、
豪華な列車がありました。映画女優の気分で優雅な音楽を楽しみ、これから始まるドラマティックな旅に思いを馳せました。きらめくシャンパーンを片手に携えて。
車内に入りますと、エレガントな空間が広がっていました。二つのレストラン、バー、ラウンジ、そして客室があります。レストランでは和・洋・インド料理を楽しむことができます。
この旅では、昼と夜それぞれドレスコードが決められていました。ドレスアップをしお食事を楽しんだのも、旅の素敵な思い出です
その日はアグラを訪れました。タージマハルは、ハートをさらってしまうかのような感動を与えてくれます。夢のような色彩とデザイン。優美なフォルム。美しいプリンセスが眠る地に
ふさわしい場所だと思いました。

<2日目> グワリオールでは、グワーリオール砦や、マン・マンディール宮殿、グジャリ・マハール、サスバフー寺院などを訪れました。観光中は暑さが厳しいのですが、バスへ戻るとガイドの方が
ジャスミンの香りのするおしぼりを出してくださいました。各地の説明も堪能な日本語でして下さり、質問にも快く答えて下さいました。
その日はカクテルパーティーが催されました。ライトアップされた豪華な噴水の周りで、いろんな方とのお話ができました。世界各地からマスコミの方がいらしていて、この列車がいかに
注目されているかが分かりました。ニューヨークタイムズ・ヴォーグ誌などの記者にもお目にかかりました。

<3日目> 世界遺産に登録されているカジュラホでは、官能的な彫刻に驚かされました。あからさまに、大胆に表現されたその様は、現在のインドとあまりにもかけ離れていました。
インドではテレビ番組などでも、キスシーンの放映などを禁止する場合があります。また、公の場で男女が腕を組む場面も見られません。民族衣装も体を全体的に覆う物ですが、
彫刻では、女性がミニスカートを着ていました。もともとのインド文化とイスラム文化の融合が、様々な変化をもたらしたと、ガイドさんが教えて下さいました。

<4日目> キャー!!!
とっさに身を避けました。気がつくと、それは私を目掛け走って来たサルが、ジープに駆け上り、去っていった後でした。一瞬の出来事でしたが、それは野生との遭遇でした。
バンダーヴガル国立公園では、オープンカーのジープでサファリをします。2時間ほどずっと車を走らせるのですが、私たちの目指すのはベンガル虎です。のんびりと横たわる虎の姿を
見た時、皆が息を呑みました!大きく貫禄のある雄姿です。少し距離はありましたが、その迫力は十分に伝わりました。それは間違いなく、動物界のマハラジャでした。

<5日目> ヒンドゥー教の聖地ワラナシでは、ガンジス河クルーズをしました。多くの信者が沐浴をし、身を清めていました。街には、聖水を入れるためのボトルが多く売られていました。その水は
各家庭で大切に保管されるそうです。病に瀕したときには、その水を飲み回復を祈るのだそうです。ガンジス河ではヒンドゥー教徒の火葬場もありました。焚き火で人目にさらされ
ながら死者を昇天させる様は、大変衝撃的でした。母なるガンジスに帰っていくことは、彼らにとっての名誉なのだそうです。日の出と日の入りの時間に、大規模なお祈りを毎日行う
様子は、まるでお祭りのようでした。そこでは、信仰と生活が密接につながっていました。

<6日目> ガヤでは、ナーランダ大学跡を訪れました。仏教研究のため世界中から学者が集まったその場所は、今でも多くの信者で賑わっていました。多数の宗教が共生するインドは太古の
昔から、神と人の関わりを大切にしてきたのだと実感しました。ガヤには五重塔もありました!日本のお寺もあったのです。そちらではお坊様のお話も伺うことができました。

最終日の夜は、旅を共にした皆様とお食事をしながら、話に花が咲きました。
人との出会い、文化との出会い、歴史との出会い。この魅力的なマハラジャ・エクスプレスの旅を少しでも多くの方が楽しまれたらと思います。