旅は人生なり
旅は人生なり
2010.08.30 世界遺産の海・ニューカレドニア
人生は旅なりを担当している松井です。
ニューカレドニアのラグーンが世界遺産決定!のニュースは既にコックス・アンド・キングス・ジャパンのサイトで下記のように発表されていますが、私はどうもその境界線が見えないし、どのように世界遺産の海が決定されたか、もう少し知りたいとアルファインターナショナル・ヌメア事務所の大橋さんから情報を得ましたので、皆さんにもお伝えします。国際自然保護連合等もあり、多岐に亘る調査、検証の末、世界遺産が決定される事を知りました。少し、文章が多くなりましたが、ご興味のある方は次へお進み下さい。
*ユネスコWEB SITE:
http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=43039&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html”
対象地域は地図の黄緑色の部分です。
http://www.ifrecor.nc/projetpatrimoine/Presentation-du-projet?lang=fr”
発表されたサイトは: http://coxandkings.sakura.ne.jp/mt/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&blog_id=6
2008年7月7日(月)のユネスコの会議にて、申請中でしたニューカレドニアのラグーンの60%,15,000km2という面積が正式に世界遺産に登録されました!!
(ニューカレドニアの世界最大規模を誇るラグーンは、多種様々なさんご礁、魚などの海洋生物、マングローブ等の海洋植物などで形成されており、その他、カメ、マンタ、イルカ、クジラ、ジュゴンなどの生物も多く生息しております。
又、そのラグーンは、国をあげての高い水準の自然保護の取り組みによって守られており、そのユニーク且つ絶大な美しさを現在でも保っており、オセアニアの大変重要な自然史となっております。)
世界遺産推薦候補IUCN技術的評価
ニューカレドニアのラグーン:多様なサンゴ礁と生態系(仏)
ID No.1115
推薦から登録までの流れ
1) 推薦候補のIUCN受理日:2007年4月
2) 締約国への追加情報提出要請: 第1回IUCN(国際自然保護連盟.)世界遺産パネル・ミーテリング開催後、IUCNは、
現地調査に先立って2007年10月19日および2007年12月20日に補足情報の提出を要請し、締約国からの回答は
2007年12月4日および2008年2月14日に世界遺産センターで公式に受理されました。
3) 「国 際連合環境計画世 界自然保全モニタリングセンター」(UNEP-WCMC)
データシート:8照会先(推薦を含め)
4) 調査対象追加文書:フランス語で記載されています。
5) 調査: 外部調査員5名。現地調査では、高等弁務官事務所、ニューカレドニア大統領、北部州・南部州知事、一般の グラン・
シェフ、プティ・シェフならびに現地部族シェフ;地方地域社会、関係政府・州省庁、野生生物 協会ならびに産業界の代表者、
メンバー;および科学者を含め、徹底的な調査がおこなわれました。
6) 現地調査:2007年10月~11月 ダン・ラフォリー
7) IUCN報告書承認日:2008年4月
自然的価値
ニューカレドニアはフランスの領土で、本島「グランドテール」、その東にロイヤルティ諸島、南にイルデパン島、北にはベロップ島があ り、沖合には火山性諸島(ウォポール、マシュー、ハンター)、ボータン‐ボープレ、チェスター フィールド、ベロナ環礁があります。約1,368,588平方キロメートルおよぶ広大 な排他的経済水域です。南西太平洋にあり、ニューカレドニアのサンゴ礁と周辺生態系は、緯度18度から23度と5度にまたがり、経度では162度から168度と6度の範囲に広がっています。23,400平方キロメートル超のラグーンと8,000キロメートルのサンゴ礁は、世界でも最大級で最も多様なリーフ形成を誇る地域のひとつです。
推薦地域、ニューカレドニアの ラグーン: リーフの多様性と周辺生態系は、海岸のマングローブから沖合のバリア・リーフまでニューカレドニアの多様なサンゴ礁と周辺生態系6種類の海洋 群からなりたっています。締約国から追加提出された情報では、推薦する中心地域のみ世界遺産として登録され、その周辺の海洋および陸のバッファーゾーンは 中心地域の保護・保全を目的とすることが確認されています。関連推薦地の総面積は1,574,313ヘクタールで、ニューカレドニアのラグーンとサンゴ礁のほぼ60%におよびます。推薦の海洋 中心地域とその海洋・陸地バッファーゾーンは表1にまとめられています。
表1
最大のGrand Lagoon Nordは鳥類が集まる重要な地域で す。幅40キロメートルの水路によってAtolls d’Entrecasteauxから隔てられています。
Comparisons with Other Areas他 地域との比較
Integrity保全
4.1 Legal status法的地位
4.2 Boundaries境界
4.3 Management管理
4.4 Threats and human use絶滅危惧ならびに人的利用
Mining採鉱
Fishing漁業
Tourism観光
Aquaculture養殖
Climate change気候変化
5. Additional Comments追加コメント
5.1 Justification for serial approach推薦理由
a) What is the justification for the serial approach?
推薦の理由
b) Are the separate components of the property functionally linked?
推薦地域の各構成要素に機能的 関連性があるか?
c) Is there an overall management framework for all the components?
全ての構成要素に対して総合的な管理体制があるか?
この点では、推薦は妥当とIUCNは考えます。
5.2 Cultural values文化的価値
6. Application of Criteria基準妥当性
推薦地域は次の自然基準4項に基づいて推薦されました。IUCNは以下の評価に基づき基準(vii), (ix)および(x)を満たすものと判定します。
Criterion (vii): Superlative natural phenomena or natural beauty
基準vii:素晴らしい自然現象あるいは自然的景観
推薦地域は基準を満たしているとIUCNは考えます。
Criterion (ix): Ecological and biological processes
基準ix:生態学的、生物学的過程
推薦地域は基準を満たしているとIUCNは考えます。
Criterion (x): Biodiversity and threatened species
基準x:生物多様性および絶滅危惧種
推薦地域は基準を満たしているとIUCNは考えます。
但し、以下の評価により、推薦地域は基準(viii)を満たしていないとIUCNは 考えます。
Criterion (viii): Earth’s history, geological and geomorphic features and processes
基準viii:地球の歴史、地質学的、地表学的特徴とその過程
推薦地域はこの基準を満たしていないと、IUCNは考えます。
7.Recommendations and Statement of Outstanding Universal Value
すぐれた普遍的価値の推薦コメント
1.Having examined 調査文献
Documents WHC-08/32.COM/8B and WHC-08/32.COM/IMF.8B
2.Inscribes The Lagoons of New Caledonia: Reef Diversity and Associated Ecosystems, France, on the World Heritage List on the basis of criteria (vii), (ix) and(x);
登録:ニューカレドニア のラグーン:リーフの多様性と関連生態系(仏)を基準(vii), (ix)および(x)に基づき世界遺産として登録します。
3.Adoptsthe following Statement of Outstanding Universal Value
すぐれた普遍価値についての次 の報告を承認します。
Values価値
Criterion (vii) – Superlative natural phenomena or natural beauty:
基準(vii)- 素晴らしい自然現象ある いは自然景観
Criterion (ix) – Ongoing biological and ecological processes:
基準(ix)- 進行中の生物学的、生態 学的過程
Criterion (x) – Biological diversity and threatened species:
基準(x)- 生物学的多様性と絶滅危惧 種
Integrity保全
Requirements for Protection and Management保護、管理の必要要件
4.Comments:コメント
5.Requests要請
6.Further requests追加要請
地図 1: 推薦地域位置
地図 2: 推薦地域の境界
地図 3:Grand Lagon Sudの改定境界
TrackbackURL :
